

頑固おやじです。
今日は≪高野豆腐≫の戻し方を記載いたします。
高野豆腐は精進料理発祥の地≪高野山≫から日本各地に広がった日本料理に欠かせない食材の一つです。地域により≪しみ豆腐≫≪凍り豆腐≫とも称します。
作り方は木綿豆腐を一旦凍結させ、寒風に晒し低温乾燥熟成させた豆腐の保存法の一つ。
豆腐がスポンジ状の固形物になり、保存食としての能力も高い食材です。
一般家庭での≪戻し方≫は沸騰したお湯にに立たせ取り出して水に晒す方法が一般的と思いますが、この方法では≪嫌な臭い≫≪舌ざわり≫が悪く、最近の家庭料理の材料として≪敬遠≫されているように思います。
≪正確な戻し方≫をお伝えすることで、煮物(炊合せ・煮〆)味噌汁・炒め物・イタリアン・洋食等の食材に利用可能です。
固形の状態を卸し金で擦り卸し、パン粉代わりに使用することもできますヨ!是非お試しください
≪頑固おやじ≫
≪材料≫
高野豆腐
重曹(微量)
≪戻し方≫
①鍋にお湯を沸かし沸騰した時点で微量の重曹を入れる。重曹を入れた時点でお湯が吹き上がるので注意!
②深めの鍋に高野豆腐を並べリードペーパー(晒し)をかぶせ、落し蓋をして重しを掛ける。(重しは高野豆腐が浮き上がらない程度・・・)
③②に①を注ぎ込んで蓋をして大よそ15分。







④③を流しに移し、笊をかぶせ水道水を流し込む。水流が強いと高野豆腐が崩れやすいので注意が必要!

⑤高野豆腐が程良く冷めたところで、水の中でスポンジを押し込むように揉み込む。



高野豆腐の端が崩れない様にかげんしてください!!2・3度繰り返し絞り水が濁らない程度までも見込んで絞ります。
②の戻す前の状態に近い形…
⑥⑤笊にとって水切りをします。

味付けの方法は別の機会に記載いたします。 ≪頑固おやじ≫
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